HOME | 目次 | はじめに | あいさつ | 表紙 | 予告編エッセイ | 著作一覧 |


Hashimoto Tsutomu

Sociology of Freedom

 

橋本努著

自由の社会学

 

 

HOME | 目次 | はじめに | あいさつ | 表紙 | 予告編エッセイ | 著作一覧 |
 

ISBN978-4-7571-4257-2

NTT出版 定価 (本体1,800円+税)

2010年12月刊行

 

 

 

シリーズ・真横から見る現代2

自由な社会はいかにして可能か?

教育問題、知的財産権、アーキテクチャーからベーシックインカムまで。現代のさまざまな事象をもとに、私たちが真の意味で自由を実感できる社会を構想する。【帯・表】

 

自由とはいったい何だろうか。人は、なんでも自由にしていいと言われると誰かに決めて欲しいと思ったり、自由気ままでも怠惰な人生ならば価値が低いと考えたりしてしまう。橋本氏は、自由を実現するためには、微細な「統治」の技術が必要なのだと述べ、現実に起きた豊富な事例から鮮やかな思考実験を展開していく。その隙間から見えてくるのは、橋本氏の「自由とは、その人がしたいことを勝手気ままに選べばよいというものではなく、飽くなき探究の中から生まれるものなのだ」という信念だ。彼の言う自由に納得しないというのなら、それに対して真っ向から挑戦する別の信念が必要になろう。そのとき読者は既に、本書の魅力に引き込まれているのである。――――鈴木謙介【帯・裏】

 

 

 

Sociology of Freedom